レタスのカルシウム欠乏② 根に出る症状

カルシウム欠乏症の根は短く、非常に分化しています。 カルシウム欠乏になると根が矮小化して茶色くなり、時にはぬるぬるになったりします。特に根の先端が黒くなります。 根が緑色に変色するのはカルシウム欠乏の症状ではありません。 溶液栽培などで栄養溶液を入れたポットには内部にいくらかの光が入るため、これが緑色の変色の原因となっていることが多いです。

カルシウム欠乏(右側)が出た根と健康な根(左側)との比較



カルシウム欠乏症が悪化する要因

  • 酸性土壌の場合
  • 砂礫土壌の場合(溶脱)
  • 泥炭土壌の場合
  • 土壌中にナトリウムが多い場合
  • 土壌中にアルミニウムが多い場合
  • 干ばつの場合
  • 作物中に窒素かカリ成分が高い場合
  • 作物が肥大気味の場合

カルシウムは根張りを良くし、チップバーンを防ぐことで健全な球の成長を促します。また作物の細胞壁を強化するために貯蔵性の向上につながります。

Yaraがカルシウム欠乏対策として推奨するレタス用肥料

  • YaraLiva™ トロピコート
  • 15.5%N + 19%Ca – 広範囲の作物に野外で施用する粒状硝酸カルシウム肥料。

レタスに使用する場合は定植時には窒素必要全量の25%以下の施肥量に留め、残りは追肥として施肥して下さい。作物にすぐに吸収される硝酸態窒素と同じく作物への吸収が早い水溶性カルシウムがほどよく配合されておりますので即効性に優れた肥料です。水溶性カルシウムはチップバーン等のカルシウム欠乏症を予防し、植物体内でペクチン酸と結合することで細胞壁を強化し、歯ごたえのあるレタスを生育させ、貯蔵性の向上にもつながります。

  • YaraLiva™ カルシニット
  • 15.5%N + 19%Ca – 広範囲の作物に主に液肥、葉面散布で施用する粒状硝酸カルシウム肥料。

レタスに使用する場合は定植時には窒素必要全量の25%以下の施肥量に留め、残りは追肥として施肥して下さい。作物にすぐに吸収される硝酸態窒素と同じく作物への吸収が早い水溶性カルシウムがほどよく配合されておりますので即効性に優れた肥料です。水溶性カルシウムはチップバーン等のカルシウム欠乏症を予防し、植物体内でペクチン酸と結合することで細胞壁を強化し、歯ごたえのあるレタスを生育させ、貯蔵性の向上にもつながります。

 

本記事は、Yara英国法人提供の農業科学情報をGRWRSが翻訳、記事化し掲載しております。

Yara International ~世界最大の老舗肥料メーカー~

Yara Internationalは、ノルウェーに本社を置く世界最大の老舗肥料メーカー。
しかし、ただ肥料を供給しているだけではありません。世界人口の増加や 異常気象・地球温暖化といった問題により生産環境・食料事情が厳しくなる中で、「環境に優しい農業」をどうやって実現するのか?という課題に取り組んでいる「環境企業」でもあります。

また、Knowledge Grows というスローガンのもと、100年を超える長い歴史を通じ、世界各国の農業者にアグロノミー(農業科学)の最先端の情報を惜しみなく提供してきました。肥料メーカーでありながら、その本質は情報提供者であり地球環境を真剣に考える教育者・啓蒙者でもあります。

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