裁判傍聴②

本当の裁判を見たければ、裁判所に行くしかない?

東京地裁では、入り口で手荷物検査があります。飛行機に乗る時受ける手荷物検査と同じです。法廷で殺人事件が起きたこともあるそうで、危険物がないかを検査します。
手荷物検査を通過すると、ロビーに出ます。豪華さはないですが吹き抜けの大なロビーです。ロビーにはタブレットが置かれていてその日に開かれる裁判を調べことができます。

ところで、裁判所の建物内は、録音や録画が禁止されています。裁判のハイライトは、何といっても証人尋問です。証人尋問をドラマで見ることは多いですが、実際の場面を見たことがある方は少ないと思ます。重大事件ですと裁判官や弁護士だけが着席し、当事者席が空席の法廷が、テレビで放映されることがあります。これは裁判が始まる直前の映像で、当事者が入場する前に、報道カメラは法廷の外に出されてしまいます。

実際の証人尋問では、弁護士が「異議あり!」と叫んだり、傍聴人の方を向いてスピーチしたりすること はほとんどありません。
しかし、現実の出来事に関する攻防なので、独特の緊張感があります。一発勝負で、思わぬどんでん返しが見られることも、ままあります。

『テレビじゃ見れない裁判劇場』
一度 、傍聴に行かれてもよいのではないでしょうか。

 

綾部薫平(しぶや総和法律事務所)

1977年横浜市生まれ。2001年東京大学法学部卒。2013年しぶや総和法律事務所開設し、代表に就任。2015年からG-FACTORY株式会社(マザーズ上場)の社外監査役を兼務。注力分野は一般企業法務、不動産、相続・事業承継など。訴訟など従来の弁護士業務にとどまらず、法律を出発点に関与先企業の経営課題の改善にも取り組む。「詳説不正調査の法律問題」(弘文堂 共著)、「弁護士が悩む不動産に関する法律相談」(日本加除出版 共著)など著書多数。セミナーや社員研修の講師も務める。

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