機能性表示食品の制度ができ、紆余曲折がありながらも徐々に普及していくなか、サプリメントや健康食品、加工食品だけがフォーカスされているように見えます。
しかし、農産物である機能性野菜(高機能野菜)に対する期待は、実はきわめて大きい。
世界的なトレンドとして・・・
「(サプリメントや健康食品のような)人工的な食品に機能性を求めるよりも、農産物のような日常食べているものに機能性を求める傾向」が強くなってきています。
例えば、かつてはサプリメントが全盛だったアメリカやイギリスですが、近年になり、サプリメントの需要はゆるい下降線を辿っています。
その代わり・・・
「サプリメントから普通の食品(農産物など)への回帰」が始まっています。
飲料市場の調査を専門とするカナディーン社の最近の調査によると、
「いまのイギリスの消費者の8割は、サプリメントからではなく、
野菜や果物などから栄養を確保したいと考えている」という結果が出ています。
つまり、機能性野菜(高機能野菜)の潜在的な市場はとても大きいということ。
機能性野菜をテーマとした食育事業として、このようなものが考えらる
■ 食育講座の題材として機能性野菜を使う
■ 機能性野菜(高機能野菜)を使ったスポーツ食を開発する
■ 機能性野菜(高機能野菜)をブランド化し、生産者を応援する
■ 機能性野菜(高機能野菜)を使った介護食メニューを開発する
■ 機能性野菜(高機能野菜)の料理教室を開く