食育ビジネスに興味のある人にとって、海外旅行は「その国や地域の食育ビジネスを視察する」ための、よいチャンスでもあります。そのために何を視察するか、ということですが、1つには「現地のファーマーズ・マーケットを歩いて回る」というのも、情報収集の手段として良いのではないかと思います。第一、楽しいですしね。
というわけで、世界各地の、国際的に有名なファーマーズ・マーケットを順不同で紹介します。
(写真は、マラケシュのメディナ市場)
世界各地の有名なファーマーズ・マーケット
ユネスコ世界遺産に登録されている地域にある、ファーマーズ・マーケットです。
スペインがイスラム教国だった13世紀からありました。
ニューヨークのこの地域はかつては犯罪多発地域でしたが、このファーマーズ・マーケットができてからは、治安が大幅に改善しました。
見たこともないトロピカルな食材に出会えるマーケット。
1803年設立。トロントのロカボア(地産地消にこだわる人々)が集まる市場です。
アマゾンからのエキゾチックな食材に出会えます。
1755年設立の市場ですが、実際には13世紀からあったとも言われています。
自家製のチーズが数多く並んでいます。
アーミッシュ文化の中心地にある、270年の歴史を誇る市場です。
チャイナタウンの中にあり、「小汚いところが魅力」という不思議なマーケット。
午後には地元のアーティストが作品を売りにやってきます。
アジアの食はここにあり、とでもいいたげなほどの、賑わい市場です。
トナカイやカモシカ肉のサラミ、チョコレート、シャケ、ニシン…北欧ならではの食材がいっぱいの市場です。
南半球最大のファーマーズ・マーケットの1つ。
日本のスズキ自動車がスポンサーとなっている「スズキ・ナイト・マーケット」と呼ばれる夏のイベントが有名。