ニュージーランドでは、2004年に、食品業界(食品メーカー、食品卸、スーパーマーケット)が「国民の健康(特に肥満防止)に積極的に貢献する」という主旨の協定書を政府と結びました。
The New Zealand Food Industry Accord(ニュージーランド食品業界協定)と呼ばれるものです。
協定には広告業界やマスコミも加わっています。健康に悪影響を与えると思われる食品の宣伝には、広告業界やマスコミとしても十分注意するということなのでしょう。
業界が政府とこのような協定を結ぶのは、世界でもこのケースが初めてではないかと思います。この協定により、たとえば、ハンバーガー業界は飽和脂肪酸の量を減らすといったアクションを見せているとのことです。