メロン・スイカの開花期・着果期の適切な施肥設計は収量と品質に不可欠です

スイカの生育を維持し着果を最大化するにはバランスの取れた栄養素のアプローチが重要です。 窒素は葉の生育を促進するための重要な栄養素です。 開花前に窒素の供給が制限されないことが重要です。そうしないと作物の活力と収量に悪影響が及びます。 ただし窒素が多すぎると開花が制限される可能性があるため、着果と収量が制限されます。 開花時に窒素を過剰に施用すると雌花の最大3分の1が失われる可能性があり、着果数が大幅に減少します。
窒素の形態はつるの生育、開花、および着果の際に特に重要となります。 試験では硝酸イオン(NO3)と比較してアンモニアイオン(NH4)の比率が高すぎる窒素肥料を使用すると葉の質量と収量の損失の減少が確認されています(図1および2)。 またBrix(糖度)を指標とした作物の品質レベルも低下します(図1)。



図1-マスクメロンのYield(収量)とBrix(糖度)は硝酸イオンとアンモニアイオンの比率が10:2のときに最大化されます(4種類の平均)


図2-窒素源と葉の質量-Cvシュガーベイビー-スイカ、米国

窒素肥料源に関してもう1つの重要な注意点は、アンモニア態窒素(Ammonium N:プラスイオン)は同じプラスイオンであるカルシウム・マグネシウム・カリウムの吸収に拮抗する作用があるのに対し、硝酸態窒素(Nitrate N:マイナスイオン)はこれらプラスイオンの栄養素の吸収を妨げないということです。 同イオン同士の競合はアンモニア態窒素が主な窒素源となっている場合に過剰使用すると、結果として尻腐れ(Blossom End Rot:BER)などのカルシウム障害を誘引する可能性があります。



YaraLivaの硝酸態窒素はカルシウム・マグネシウム・カリウムなどの重要な栄養素の吸収を促進します。

尻腐れ(BER)は果実の花の端の部分のカルシウム不足によって引き起こされることが多く、水分不足またはPhの高い潅水の使用によってカルシウムの吸収が制限される状況下ではさらに悪化します。



尻腐れを防ぐためには着果と果実の初期成育の段階でカルシウムを十分に吸収させる様にすることが重要です。そうすれば肥大期に果肉と皮にカルシウムが行き渡ることになります。 試験結果では果実へのカルシウムの蓄積は着果後1か月でほぼ完了しています(図3)。 これは熟したメロンに存在するカルシウムの80%が開花後20日ですでに果実に含まれていることを示す別の研究でも確認されています。 この理由はカルシウムが木部を介して水とともに果実に入るためです。木部は果実が成熟するにつれて遮断されてしまう経路なので果実が成熟する前にカルシウムを取り込ませることが重要です。


図3–カルシウム(Calcium)とカリウム(Potassium)の蓄積-cvマエストロ-カンタルーペ

カルシウムには細胞壁を強化し病原体感染の発生率を低下させるという別の効用もあります。 生育初期および中期を通してカルシウムを十分に吸収させることが重要です。 作物にカルシウムを継続的に供給することは、収量・品質および貯蔵性を良くするという目的を達成するのに役立ちます。

YaraLiva®硝酸カルシウムは作物のの生育・開花・着果の際の肥料として最良の選択肢です。




•YaraLiva硝酸カルシウムは作物に速やかに吸収される硝酸態窒素と水溶性カルシウムが入っており、果実の急速な生育の勢いを保つために役立ちます。
•硝酸態窒素はカルシウム・マグネシウム・カリウムなどの他のプラスイオンの栄養素の吸収を促進します。
•硝酸カルシウムは急速な生育期に水溶性100%超のカルシウムを供給することが出来るため果実の健康を維持し、尻腐れ(BER)のリスクを低減します。
•カルシウムは病害や環境ストレスを最小限に抑えるのにも役立ちます。

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本記事は、Yara米国法人提供の農業科学情報をGRWRSが翻訳、記事化し掲載しております。

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しかし、ただ肥料を供給しているだけではありません。世界人口の増加や 異常気象・地球温暖化といった問題により生産環境・食料事情が厳しくなる中で、「環境に優しい農業」をどうやって実現するのか?という課題に取り組んでいる「環境企業」でもあります。

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