複合化成肥料とBB肥料の明確な違いとは?

BB肥料は要求成分を出すために単肥を単純に混ぜ合わせただけなので、肥料の一粒一粒には各栄養素が配合されておらず、圃場に散布した際に栄養素の偏りが生じます。
反対にYaraの複合化成肥料YaraMilaⓇは肥料一粒一粒の中に全ての栄養素が配合されておりますので、全ての栄養素を圃場に均一に万遍なく散布することが出来ます。

複合化成肥料とBB肥料の違いとは何か?

真の複合化成肥料は、最終製品として造粒・粒状化するまでの製造工程ですべての成分 (栄養素) を一緒に混合する設備を持った工場で製造されたものです。 これは肥料一粒一粒の中の成分(栄養素)、嵩比重、形状が均一であり、粒径も一定の範囲で揃っているということを意味します。
真の複合化成肥料の均一性とは対照的に、BB肥料と総称される肥料は異なる色・形状・嵩比重を持った単肥を要求成分が出る様に混ぜ合わせた肥料です。

 

複合化成肥料

肥料一粒一粒の中に窒素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)・硫黄(S)等の成分が
特定のバランスで配合され、含有されています。

 

 

 

 

 

BB肥料

窒素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)等の各栄養素が完全に分離した形で構成されています。
多くの場合、粒形・サイズ・嵩比重が一粒一粒で大きなばらつきがあります。

 

 

 
•BB肥料はいわゆる単肥と呼ばれる単一の栄養素のみの肥料を単純に混ぜ合わせており、各肥料成分(栄養素)は配合した単肥の成分量の合計に過ぎません。
•これはBB肥料が異なる形状、サイズ、嵩比重を持った粒の混合物であるということを意味します。

 

 

機械散布した際の違い

機械散布する肥料の物理的性状(形状、嵩比重等)によってその肥料がどれだけ均一に散布出来るかが決まってきます。 肥料は機械のディスクに流れ込み散布に最適なパターンを設定したうえで回転羽根によって散布されます。BB肥料の問題点は一粒一粒の物理的性質が異なっていることです。 そのためスプレッダー(ブロキャス)の設定も「最適」ではなく「妥協」となってしまいます。 また一粒一粒の成分が異なっているため、均等に散布出来ている様に見えても圃場へ散布される栄養素には偏りが生じてしまうという致命的な欠点があります。 一方Yaraの複合化成肥料YaraMilaⓇの場合、一粒一粒が同じ嵩比重、粒形であり、サイズも特定の範囲に収まっているため、スプレッダー(ブロキャス)も常にベストに設定することが可能です。

BB肥料を機械散布した場合に何が起こるかというと、混ぜ合わせた粒の中で最も嵩比重の高い成分だけが偏って遠くに散布され、その反対に嵩比重の低い成分は散布機から近い場所にまでしか散布されません。また形状が粒形になっていないと風の抵抗を受けて遠くに飛ばすことが出来ません。BB肥料を機械散布した際の肥料散布トレイ試験では、肥料の粒自体は均一に散布されていると示される場合がありますが、栄養素レベルから見ると一粒一粒で栄養素が異なっている為、結局のところ各栄養素の圃場全体への均一散布という観点からは大きなばらつきがある可能性が高いということに注意を払う必要があります。真の複合化成肥料の場合は一粒一粒の中に各栄養素が均一に配合されているため、トレイ試験で圃場全体に均一に散布出来ていることが確認出来れば、それは即ち栄養素も均一に散布出来ているということになります。

複合化成肥料を選択する理由

Yaraの複合化成肥料YaraMilaⓇは肥料一粒一粒の中に各成分が含有されています。

均一な散布

YaraMilaⓇは一粒一粒の物理的性状が同じため規定された範囲に均一に肥料散布することが可能です。

栄養素の偏りがない

YaraMilaⓇは各栄養素が物理的に分離していません。

  • 一粒一粒のなかにすべての栄養素が含まれています。 窒素・リン酸・カリウム・硫黄などの成分が規定の比率で含まれているため、肥料袋に提示されている栄養素成分量が粒レベルで保証されています。
  • 一粒一粒が同じ嵩比重、粒形であり、粒径が特定の範囲で揃えられているため圃場全体に散布できることがそのまま各栄養素を均一に散布していることになります。
  • 一粒一粒が同じ嵩比重・粒形であり、各粒の栄養素が均一に含有されていることにより肥料輸送中の袋内、また機械散布中のディスクの中で特定の栄養素が偏ってしまうこともありません。

栽培現場での違い

農学的な観点からも各栄養素を均等に散布出来れば出来るほど、作物の生育にとってもより良い結果となります. たとえば春に散布されたリン酸を例に取ると、リン酸イオンは土壌中であまり移動しない特徴があります。移動しない特性(不動性)は地温が低く、土壌が湿りがちな春により顕著になります。土壌中での移動が乏しい栄養素は特に圃場に万遍なく散布しておく必要がありますので、この点でも複合化成肥料を使用することは合理性があります。

圃場全体で生育を揃え、収量差を無くしていくことが高収益を得る秘訣となりますが、そのためには圃場単位の総量で必要な栄養素を施肥するということだけでは十分ではなく、圃場に実際に定植されている作物単体レベルで必要な栄養素を施肥することが求められます。もしこのことを真剣に考えられるのであればYaraMilaⓇを使うのが簡単な選択肢となります。

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